経営理念策定・再構築と具現化・共有化
会社に関わる全ての人が共感できる経営理念の策定と再構築と浸透化を図り、日々の行動規範まで落としこんでいきます。
【期間】6ヶ月~1年間
【対象】打合せの上決定、経営者~経営幹部、プロジェクトメンバー
内容
イマージョンで策定した下記の経営理念策定・再構築~共有化モデルに基づき、一貫性のある経営管理を再構築していきます
今日、グローバル化による外国人社員の増大、女性の社会進出、高齢化社会の本格化、中途採用社員比率の増大、障がい者雇用の促進等、価値観が異なる社員が一緒に働くことが多くなり、ダイバーシティーを推進しながら異なる価値観の社員をマネジメントしていく上で経営理念の策定・再構築と浸透の重要性は高まっています。一方で経営理念の浸透が進まない背景には、下記の理由が挙げられます。
1
経営理念は抽象的な表現が多く、現実の日々のマネジメントにどのように影響しているのかわかりにくい。
2
経営理念と異なる経営管理の運営により、経営理念がアクセサリー化している。
上記のような背景を踏まえたうえで、具体的には、イマージョンで策定した下記の経営理念策定・再構築~共有化モデルに基づき、経営理念を戦略・組織・日々のマネジメントへと具現化、経営理念を社員をはじめとしたステークホルダーへと共有化していき、一貫性のある経営管理を再構築していきます。
経営理念策定・再構築においては、下記のいい経営理念の特徴があります。
1
ストーリーがあり経営者の腹から込み上げる思いがある
2
家に持ち帰ることができる(シンプルでわかりやすい)
3
関係者が共感共鳴する
4
本質に関すること
5
利他の心が匂う
6
社員の幸福、満足が明文化されている
上記は、経営理念の調査研究により、抽出されたものです。どのような経営理念がいいのかについて、感覚的なものではなく、しっかりとした理論的な背景に基づいて検討していきます。
さらに、以下の5点について、検討していきます。
1
経営理念と合致した経営戦略
2
経営理念と合致した経営者の姿勢・行動習慣
3
経営管理に合致した仕組の構築
4
経営理念と合致した管理者のマネジメント行動と構成員の行動
5
経営理念と合致した組織文化の醸成
企業理念策定・再構築~共有化ステップ例
フェイズ1:経営理念~行動規範策定
STEP1 | 具体的展開内容及び実施スケジュールの打ち合わせ |
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STEP2 | 経営トップの「思い」の確認/社長へのインタビュー |
STEP3 | 経営理念の素案作成とブラッシュアップミーティング |
STEP4 | 経営理念に基づく行動規範作成 |
STEP5 | 経営理念~行動規範の共有化 |
フェイズ2:経営理念に基づく戦略再構築
STEP1 | ビジョン・戦略プロジェクトメンバー(及び事務局)との展開の打ち合わせ |
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STEP2 | 経営トップへのインタビュー |
STEP3 | 幹部の方々に対するインタビュー |
STEP4 | プロジェクトメンバーによるビジョン・戦略の検討 |
STEP5 | プロジェクトメンバーから経営トップへの提言と承認 |
フェイズ3‐①:経営理念具現化・共有化
STEP1 | 経営理念共有化策検討プロジェクトとの展開の打ち合わせ |
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STEP2 | 経営トップへのインタビュー |
STEP3 | 幹部の方々に対するインタビュー |
STEP4 | 経営理念共有化策の検討 |
STEP5 | プロジェクトメンバーから経営トップへの提言と承認 |
フェイズ3‐②:経営管理再設計
STEP1 | 経営管理検討プロジェクトとの展開の打ち合わせ |
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STEP2 | 経営トップへのインタビュー |
STEP3 | 幹部の方々に対するインタビュー |
STEP4 | 組織診断 |
STEP5 | 各サブ・プロジェクトの編成 |
STEP6 | 各サブ・プロジェクトメンバーから経営トップへの提言と承認 |
フェイズ4:理念共有化教育体系の構築
STEP1 | 経営理念共有化教育体系の構築プロジェクトとの展開の打ち合わせ |
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STEP2 | 経営トップへのインタビュー |
STEP3 | 経営理念共有化教育体系の構築 |
STEP4 | 各サブ・プロジェクトメンバーから経営トップへの提言と承認 |
特長
1
経営理念の共有化に関する変数の全てにアプローチ
経営理念の共有化には、
(1)経営理念の内容・表現
(2)戦略との整合性
(3)共有化方法の善し悪し
(4)経営者の姿勢・行動
(5)評価との連動
(6)管理者の姿勢・行動
(7)組織の構成員の姿勢・行動
(8)組織文化、組織風土 等、様々な変数があります。
こうした全ての要素について、アプローチを行い共有化を促進します。
2
組織の規模、職種別、効果的な共有化の方法を実行
FACE TO FACEで顔を合わすことができる規模とそうでない規模、お客様や他のメンバーと接する機会が多い業種あるいは職種と、そうでない業種や職種とでは、効果的な共有化が異なります。
3
経営理念の共有化が図られている会社のノウハウを活用
経営理念の共有化が図られている会社には、多くの具体的な工夫があります。実際の現地訪問をして取材し、収集したノウハウから理論化したものを提供することにより、より実践的な適応を促進します。
期待効果
企業の存在目的そのものである経営理念の策定・再構築・共有化していくことで、以下の効果が期待されます。
- 経営理念から組織のアウトプットまで、一貫した経営管理を確立できる。
- 全社員が一丸となって、企業の成長にまい進する組織を確立することができる。
- 経営理念を反映した組織文化の醸成が図れる。
- 経営者のリーダーシップが強化される。